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鋼構造物用高防錆型下地調整材
アンダーフィックスの耐久暴露試験 10年経っても錆の発生無し!
 

アサヒボンド工業鰍ヘ平成17年11月に上市しましたが、それに先立つ5月に南極観測船「宗谷」でモニター施工を実施しました。その後毎年追跡調査を行い、施工後10年以上経過しましたが錆は一切発生しておりません。また、千葉県南房総市千倉町海岸沿いの暴露試験場ではオール水系仕様の暴露試験も実施していますが、5年以上経っても錆の発生は見受けられませんでした。

  1. 南極観測船「宗谷」モニター施工
 

南極観測船として活躍した「宗谷」は現在、東京・お台場に係留されております。モニター施工を行った平成17年当時は、過酷な環境下で使用されたことと、長期間の係留による経年劣化で船体の傷みが進んでいました。

 
   
 

施工場所は第一ガソリン庫兼塗装用具庫。現在は資材置き場となっておりますが、施工直後と比べてみても10年経った今でも錆の発生は見受けられませんでした。船外にあるウインチカバー(写真C)も、今日まで野ざらしとなっていますが錆の発生はありません。(下部の錆汁はアンダーフィックスを塗装していない内部からの漏出によるものです)

 

 @施工作業                           A施工直後

   
       
  B現在   Cウインチカバー
   
   
  2. 全水系(下塗り:UF、中・上塗り:水系防水材)暴露試験
 

千葉県南房総市千倉町の暴露試験場では、半年かけて錆させた鋼板をジェットタガネでケレンし、アンダーフィックス(下塗り)、水性アクリル樹脂(中塗り、上塗り)で塗装して暴露させました。比較対象として従来の溶剤系仕様の供試体も同時に暴露しました。

暴露して5年経過しましたが、写真Dのアンダーフィックス仕様の鋼板は、傷をつけた箇所はさびていますが錆の拡がりはありません。一方の溶剤系仕様(写真E)は、傷つけた箇所から錆が進行しています。

   
 
    塗装直後   暴露後5年経過
DUF仕様    
E溶剤仕様    
  千倉試験場は1年間の紫外線照射量が御前崎に次いで日本で2番目に多く、暖流と寒流がぶっつかり、塩水が多く飛散する場所に設置しています。このような過酷な環境下においても、アンダーフィックスの高い防錆性能が証明されました。
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